2013-02-17

やっぱりオムニフォーカスすごいね

以前、わざわざメールで iCal のリマインダに登録できるスクリプトを作って、OmniFocus はやめたっていうハナシをしました。

で、今はどうしてるかっていうと、結局 OmniFocus に戻りました。
なぜ戻っちゃったのかというと、タスクの見せ方の違いというか、考え方の違いかな。
OmniFocus の場合、これから先のタスクをずらっとリストするんじゃなくて、今やるべきことに集中させてくれるんですね。
OmniFocus では、アラートは普通2回来ます。
タスクの開始が可能になったときと、タスクの期限のときです。
この、タスクの開始可能のアラートが結構効果的で、これがくるまではそのタスクのことを完全に忘れてていいんです。

これ、とても重要なことです。
タスク管理で大事なのは、タスクをすべて把握しておくことではなくて、必要になるまで忘れておけるようにすることです。
把握するのはツールに任せておいて、自分は今のことに集中すること。

これは GTD (Getting Things Done) という TODO 管理手法からくる考え方です。
GTD についての情報は、 GTD のサイトとか Wikipedia を見てみるなり、ググってみればたくさんあります。

OmniFocus は、今もっとも GTD に忠実なツールです。
そのため、他の TODO 管理ツールとはちょっと方向性が違う、独特な雰囲気を持っています。
場合によっては、この独自性のために最初とっつきにくさを感じる方もあるようです。
でも、ちょっと使い慣れてくると、この「忘れておける」ということがまるで空気のように、普段は気にもしないけど、実はとても自然で大事なことになってきます。

実際、僕も iCal リマインダーではそれが十分でなくて、なんだか窒息したような気分になってOmniFocus に戻ってきました。

やっぱり大事なものは、失ってみないとなかなかわからないものです。
そんな自然さが、OmniFocus のすばらしさですね。

それからもうひとつ、「忘れておける」ということをより完全なものにするためには、タスクの実行が可能になったときには、確実に教えてもらえるということが大事です。
教えてもらえることが確実だからこそ、安心して忘れておけるようになるんです。

で、そのために便利なのが、OmniFocus 2 for iPhone と、OmniFocus for iPad です。
これらはすべて、Omni の同期サーバ経由で同期できます。
同期サーバの利用は無料です。
iOS デバイスのユーザにとっては、iOS デバイスの通知センターが、たぶん一番確実なアラートじゃないでしょうか。

やはり、タスク管理には OmniFocus が一番です。

ところで、つい先日 VoodooPad で GTD というハナシを書いたばかりなんですが、これとの関係はどうなんでしょうか?
はい、今は OmniFocusVoodooPad の 2 つで TODO 管理してます。
なぜ 2 つ必要なのかとか、これらの住み分けのことについては、また今度、気が向いたら書くかもしれません。

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